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運営者プロフィール

はじめに:私が、家具という“暮らしの道具”に魅せられた理由

はじめまして。 「リビング家具ガイド」の運営者、「YUKO」と申します。

数あるインテリアサイトの中から、この場所を見つけてくださり、本当にありがとうございます。この出会いに、心から感謝いたします。

私がこのブログを立ち上げた理由は、とてもシンプルです。 それは、**「家具という、日々の暮らしに寄り添う最も身近な“道具”の本当の魅力を、一人でも多くの方と分かち合いたい」**という、抑えきれないほどの強い想いがあるからです。

ブランドの知名度が高いとか、デザインが個性的だとか、もちろんそれも家具を選ぶ上で楽しい要素の一つです。

しかし、インターネットの世界に溢れる美しい「写真」や「価格」の比較だけでは、その家具が持つ本当の価値の、ほんの一部しか語ることはできません。

素肌に触れた時のファブリックの心地よい感触、空間に温もりを与える無垢材の木目、疲れた体を預けた時に「おかえり」と言ってくれるようなソファの弾力、そして作り手が長い年月をかけて育んできた、家具づくりの物語…。

そうした、五感と心で深く味わうリアルな価値を、あなたと同じ一人の「暮らしを大切にしたい」人間としての目線で、丁寧に、そして情熱的に解き明かしていきたい。

そんな想いから、この「リビング家具ガイド」は生まれました。 単なる「家具」の情報サイトではなく、それが生み出す豊かな時間や、家族の笑顔を含めた一つの「暮らしの指針(ガイド)」として捉えたい、という敬意を、この名前に込めています。

私の原体験は、まだインテリアの知識など何もなかった、社会人になりたての頃の記憶に深く刻まれています。

初めて一人暮らしを始めた6畳一間のアパートで、なけなしのお給料を握りしめて買った、一台の二人掛けソファ。 ブランド品でも、特別なデザインでもありませんでした。 けれど、仕事で疲れて帰ってきた日、そのソファに深く身を沈めて好きな本を読む時間は、何物にも代えがたい「自分だけの聖域」でした。 風邪を引いて一日中過ごした日も、友人を招いて他愛ないお喋りをした日も、いつもそのソファが私の暮らしの真ん中にありました。

その時、私は確信したのです。 「家具は、ただのモノじゃない。日々の思い出が積み重なって、人生の一部になる、かけがえのないパートナーなんだ」と。

あの日から、私にとって家具は単なる生活道具ではなく、暮らしに彩りと心地よさを与え、自分らしさを表現するための、かけがえのない存在となったのです。

私の家具哲学と経験:カタログだけでは語れない“心地よさの品質”を求めて

これまで、私は幸運にも、インテリア業界で10年以上、様々な思想で作られた家具たちと触れ合う機会に恵まれました。

その一台一台が、私に新たな発見と、忘れがたい教訓を与えてくれました。

家具選びのプロとして学んだこと

インテリアショップの販売員としてキャリアをスタートさせた私は、毎日たくさんのお客様の「お悩み」に耳を傾けてきました。

「デザインは好きだけど、うちには大きすぎるかも…」 「子供が小さいから、汚れても安心な素材はどれですか?」 「このテーブル、写真では素敵だけど、実際の質感はどうなんだろう?」

こうしたリアルな声に寄り添い、何百、何千というご家族のリビングづくりをお手伝いする中で、私の血肉となった独自の価値基準があります。

私が追い求める「心地よさの品質」という価値基準

経験を重ねる中で、私が家具に求めるものが次第にハッキリとしてきました。 それは、見た目のデザイン性以上に、使う人の暮らしに深く寄り添う**「心地よさの品質」**とも言うべきものです。

  • 触感と素材の対話 ソファに座った時、肌に触れるファブリックの質感。テーブルを拭いた時に、指先に伝わる木の温もり。素材が持つ物語を感じられること。

  • 身体が喜ぶ設計 ただ柔らかいだけではない、体をしっかりと支えてくれるソファの構造。食事や作業がしやすい、絶妙な高さのテーブル。使う人の10年後、20年後の身体のことまで考えられていること。

  • 空間との調和 その家具を置いた時、部屋が広く感じられるか、狭く感じられるか。視線がどう流れるか。他の家具や床、壁との色合いはどうか。空間全体が心地よいハーモニーを奏でられること。

  • 時間と共に育つ価値 少し傷がついても、それが「味」になる。日に焼けても、それが「風合い」になる。家族の歴史と共に、愛着が増していく。そんな、長く愛せる耐久性と普遍的なデザインを持っていること。

こうした、スペックシートには決して現れない部分にこそ、その家具の本質的な価値や、作り手の想いが宿っていると、私は信じています。

リビング家具ガイドの編集哲学:読者のあなたへ、3つの誓い

「リビング家具ガイド」を運営するにあたり、読者の皆様に3つのことをお約束します。 これは、当ブログの編集方針であり、私自身の決して揺るがない誓いです。

  1. 徹底したリサーチに基づく、正確で信頼できる情報 **なぜなら、**家具は一度買ったら長く使う、大切なパートナーだからです。一つの情報の間違いが、あなたの暮らしの後悔に繋がりかねないことを、私自身がよく知っています。不確かな噂や個人の感想だけに頼らず、メーカーの情報や専門家の意見を基に、正確な情報をお届けします。

  2. 実体験と五感に基づいた、リアルな視点 **なぜなら、**家具はカタログや画面の中ではなく、あなたの暮らしの中でこそ、その真価を発揮するものだからです。ショールームの完璧な照明の下で見た印象と、自宅のリビングで見た時の馴染み方の違い。写真では伝わらない、座った時の本当の心地よさ。そうした教科書には載っていない「生々しい情報」こそ、何より価値があると信じています。

  3. 初心者からこだわり派まで楽しめる、分かりやすい解説 **なぜなら、**素晴らしい知識や感動は、独占するものではなく、共有することで何倍も楽しく、豊かになるものだからです。難しい専門用語の壁を取り払い、「なるほど、そういうことか!」と思っていただける発見の瞬間を、一つでも多く作りたいのです。初めて家具を選ぶ方には親切なガイドとして、そして深い知識をお持ちの方には新たな視点を提供する対話相手として、誰もが楽しめるコンテンツを目指します。

この場所を、あなたと共に育てるために

このブログは、私一人が完成させるものではありません。

あなたが感じた素朴な疑問、あなたが使っている愛用家具の物語、その一つ一つが、この「リビング家具ガイド」をより深く、より豊かな場所に育ててくれます。

ですから、どうか遠慮なさらず、あなたの声をコメントでお聞かせください。

「この記事、参考になったよ!」 「〇〇というソファについて、もっと知りたい」 「うちのリビング、こんな感じです!」

どんな些細なことでも構いません。 あなたからのメッセージが、私にとっては何よりの執筆のエネルギーとなります。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。 これから「リビング家具ガイド」を、あなたと共に最高の場所にしていけることを、心から願っております。

運営者情報

  • ハンドルネーム: YUKO
  • 拠点: 名古屋市(美味しいモーニングと家具屋巡りが趣味です)
  • 好きなスタイル: 北欧ナチュラル、ミッドセンチュリー、ジャパンディ
  • いつか欲しい憧れの家具: カール・ハンセン&サン Yチェア、アルテック スツール60
  • お問い合わせ: こちらのフォームから

4月 5, 2025